ワセリンやベビーオイル、そしてオリーブオイルでメイク落としができるということを聞いたことがあるかもしれません。
注意
結論から言えば、これらでメイク落としをするのはやめておいた方が良いです。
以下ではその理由について解説していきます。
Contents
ワセリンやベビーオイルなどでメイク落としをする方法
これはいたってシンプル。
500円大のオイルを手に取り、やさしく顔になじませ、メイク落としていくだけです。
メイクが落ちたら、お湯で洗い流すという方法になります。
注意
ここで多くの方は、お湯で洗い流したら、そのままにしておくと保湿ができるという方がいますが、それは大間違い。
たしかに保湿はできますが、その後、洗顔をしっかりしておいた方が良いです。
その理由は、肌の油分が過剰になってしまうからです。
詳しくは以下で説明していきます。
ワセリンやベビーオイルでメイク落としを推奨しない理由
クレンジング力が弱い
そもそも、上記のオイルは「食用や保湿オイル」としての用途が一般的。
クレンジング向きではありません。
たしかに、油分によりメイクを落とすことはできますが、メイク落とし専用クレンジングではないため、綺麗にメイクを落とすことが出来ないからです。
その結果メイク残りが発生してしまいます。
注意
メイク残りは、肌に大きなダメージを与えてしまう原因。
メイク残りの刺激によりニキビや吹き出物、さらに日々のメイクが蓄積していくことにより、肌の黒ずみを招いてしまう結果となってしまいます。
過剰な油分を招く
人間の肌は皮脂という油を分泌しています。
個人差はありますが、40代までは正常に皮脂を分泌しているので、乳液やクリームなど油を多く含んでいる保湿ケアをする必要はありません。
油分のない化粧水だけで十分なのです。
ですが、正常に皮脂を分泌しているにもかかわらず、ワセリンやベビーオイルでメイク落としをしていると、油分を過剰に与えてしまう原因となってしまいます。
過剰な油分はニキビや吹き出物、そして毛穴汚れの原因につながってしまうので要注意。
綺麗に洗い流さず保湿する方が多い
過剰な油分を与えてしまうにもかかわらず、ささっとお湯ですすぐだけで終わらせてしまう方がいます。
多くの方は、ワセリンやベビーオイル、そしてオリーブオイルが若干残った程度がうまく保湿できていると勘違いしてしまうでしょう。
たしかに、保湿はできています。
それはさきほど説明した過剰油分の原因となってしまうのでやめてください。
保湿というよりも、べたつきによる油の膜といった方が、正しいでしょうか。
ですがそれ以上に大きな問題があります。
それはこれらのオイルはクレンジング力が非常に弱いことにあります。
これにより、メイク残りが発生してしまいます。
メイク残りがあるにもかかわらず、ささっと洗い流すだけでオイル保湿をしていると、その残ったオイルによりメイク残りに蓋をしてしまうのです。
ですから、さらに顔に汚れが溜まりやすくなってしまいます。
覚えておこう!
オリーブオイルやワセリンなどでメイク落としをした場合は、そのあとに絶対に洗顔をするべき。
綺麗に洗い流さず保湿をしている方は、良かれと思ってささっと洗い流すだけにしているでしょうが、これは絶対にやめましょう。
拭き取る際のリスク
オイルでメイクを落としても、クレンジング力が弱いため、少しメイクが残ってしまいます。
このメイク残りを綺麗に落とそうと、多くの方はゴシゴシ拭き、肌を傷めてしまうのです。
肌にダメージが加わると、顔の皮むけや、化粧のりが悪くなるといった事態を引き起こします。
注意
さらに、傷んだ肌はスカスカになってしまうので、水分を保つことができずに蒸発させてしまいます。
その結果、乾燥肌の原因にもなってしまうのです。
オイルクレンジングで同時に保湿もできると思っている方は、このような状態に陥りやすいので要注意。
さらに詳しく
ウォータープルーフのメイクは落ちない
汗や雨に強いウォータープルーフのメイクを採用している方がいるかと思いますが、オリーブオイルやベビーオイル、そしてワセリンではウォータープルーフのメイクをキレイに落とすことはできません。
結局、ウォータープルーフを落とせるクレンジングを使用する事になるので、ワセリンなどでメイク落としを考えるという事自体が無駄。
ココがポイント
メイク残りをせずきれいな肌を保ちたいなら、美容成分たっぷりで肌を傷めないクレンジングを使用するべきです。
あくまで代用の範囲
生活していれば、うっかりメイク落としを切らしている事もあります。
「もう夜中だし近所のドラッグストアは空いていない。」
そんな時にだけ、ワセリンやベビーオイルでメイクを落とすことは問題ありません。
その翌日にしっかりとしたクレンジングをすれば、メイク残りや余分な油も綺麗に洗い流すことができるので。
あくまでもこのような代用の範囲として使うのはOKです。
ココに注意
問題なのは、本格的にメイク落としとして使おうとしている人です。
- オリーブオイルの栄養が…。
- オイルの保湿力が…。
- 誰かがイイと言っていた…。
- 安く済ませられる…。
- ワセリンクレンジングで美肌になれると記事に書いてあった…。
という情報を鵜呑みにしてしまい、うわべだけの情報でこれらのオイルでクレンジングを継続してしまうと、肌に悪影響ばかりということを覚えておいてください。
デメリットを承知で使うのはOK
上記で説明したワセリンやベビーオイルなどによるメイク落としは、メリットよりもデメリットの方が非常に多いということが現実。
これを理解した上で、毎日継続していくのであれば問題ありません。
絶対にやってはいけないのは、「これで美肌になると信じ込んで毎日継続していくこと」です。
- あなたは綺麗な肌になりたいのですか?
- それとも安く済ませたいのですか?
今あなたが求めている事をしっかりと認識した上で、使っていくのであれば問題ありません。
身近にあるもので安上がりにクレンジングしたいのであればこちらの記事でクレンジングの代用として使えるものをまとめています。
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ただし美肌を目指してワセリンやベビーオイルでクレンジングをするのは間違っているのでやめましょう。
本格的にクレンジングするなら
「本格的にクレンジングで、綺麗な肌を手に入れたい」と思うのであれば、やはり専用のクレンジングを買うのが一番いいです。
ココがポイント
クレンジングの中でも、ダブル洗顔不要のクレンジングであれば、メイク落としと洗顔が一緒になっているので、時間短縮にもなって非常に便利。
「メイク落としと洗顔が一緒になっているのは洗浄力や、美容成分が少ないのではないか?」と思うかもしれませんが、実はそうではありません。
女性の社会進出や、子育て中のママなど、時間に追われる女性が非常に多いので、今求められているのはササッと終わらせられて美容効果の高いメイク落としです。
つまり、今ダブル洗顔不要のクレンジングはどのメーカーも力を入れて作っているので、単品のクレンジングや、単品の洗顔よりもクオリティーが高い傾向にあるのです。
ビューティークレンジングバームなら様々な美容界愛用され美容効果抜群、さらにトロットロの生クレンジングにより肌を傷めずスキンケアをしながらメイク落とすことができます。
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筆者もクレンジングに悩みながら最終的に行きついたのがこのビューティークレンジングバーム。
いままでいろいろなクレンジングを試しながら失敗してきました(笑)
ぜひビューティークレンジングバームを使ってみてくださいね!
さらにメイク落としと洗顔が一緒になったクレンジングを見たい方は、次のページで様々なダブル洗顔不要クレンジングを紹介しています。
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